どのような形で起業するか?
定年後に夢をかなえて起業することは、第二の人生を充実させる上でも大きな意味を持ちます。ただし、資金面をはじめとしたリスクがすべて自分にかかってきますので、慎重になる必要もあります。市場のニーズに合った事業を展開するには、まずは自分の得意分野が何かを考えて入念なマーケティング調査を行い、綿密な事業計画を立てましょう。
定年後の起業には、大きく分けて4つのパターンがあります
1、これまでのキャリアを生かして起業する
2、これまでとは異なる分野で起業する
3、自宅を使って起業する
4、趣味を生かして起業する
以下、それぞれのパターンについてご紹介します。
1、これまでのキャリアを生かして起業する
会社員時代に培ってきた知識や技術、人脈などを生かして起業するパターンです。特に、人脈は大きな財産です。起業にあたっては、得意先や事業への協力者だけでなく、資金の調達協力者、相談相手など、さまざまな人の力が必要となってきます。名刺や年賀状、同窓会名簿などをじっくりと見直し、自分の人脈を整理してみましょう。
2、これまでとは異なる分野で起業する
会社員時代から興味は持ちつつも、実際には仕事として取り組めなかった分野で起業するというのも一つのパターンです。この場合も、人脈は大きな力となります。会社関係(同僚や同業者、取引先、会社OBなど)をはじめ、地域関係(町内会やPTAなど)、家族や親戚など、自分にはどういう人脈があるのか、再度確認してみましょう。
フランチャイズなら、未経験でも独立が比較的容易です
未経験の分野に挑戦するなら、コンビニエンスストアや飲食店のフランチャイズに加盟するのも手段の一つです。店舗づくりや品ぞろえ、仕入れや販売方法など、本部が確立したノウハウに基づいて経営するため、独自で開業する場合と比べて危険度は低めといえるでしょう。なお、事業収入の一定割合をロイヤリティとして支払うことになります。その割合をはじめ、契約内容は事前にしっかりと確認しましょう。
3、自宅を使って起業する
SOHO(ソーホー)として知られる、在宅ビジネスのスタイルです。これはアメリカから入ってきたもので、自宅でパソコンを使い、専門分野を生かして起業します。投資が少なくて済む上、働く時間や場所などの面で融通がきくというメリットがあります。ただし、営業や経理なども自分でこなす必要があるため、幅広く勉強することも求められます。
たとえば、こんな職種があります
●媒体・コンテンツ制作
・ホームページの企画や制作
・グラフィック・DTPデザイン
・取材や執筆、編集
・データ入力処理
など
●専門コンサルティング
・会計や税務の代行
・法律相談
・金融相談
・保険相談
など
●PRマーケティング
・メールマガジン発行
・インターネットによる市場調査
など
●その他
・翻訳
・テスト添削
・インターネット通販
など
4、趣味を生かして起業する
趣味を生かして起業するのも一つです。ただし、業種によっては許認可が必要な場合もあるので、必ず事前にチェックしてください。
たとえば、こんな仕事があります
・料理の腕前を生かして飲食店を始める →保健所の許可が必要です
・アンティーク蒐集の趣味を生かして古物商やアンティークショップを開く →警察署の許可が必要です
・大好きな酒を集めた酒販店を開業する →税務署の免許が必要です
・運転の技術を使って個人タクシーを始める →陸運支局の許可が必要です
など
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