えっ、ビールとおむつを一緒に買う?!マーケティングにおける相関関係の重要性を知る

ビールとおむつ

情報解析システムによる実験の結果、ビールとおむつが一緒に買われていると言う現象が報告されたことは、世界ではいささか衝撃を持って受け入れられました。

これは何が驚くべき点であったかと言うと、データマイニングと呼ばれる情報解析システムを駆使してスーパーマーケットの商品の売れ行きを調査した結果、人間が今まで考えてこなかったような組み合わせで、頻繁にものが買われている傾向が浮き彫りになったことです。

これは、今までのマーケティング手法の盲点を、データマイニングによって明るみに出したとも言えます。

ビールとおむつが同時に必要になって買われていると言う事は、データマイニングで分析するまでは人類が思いつかなった点でしょう。

データマイニングを使えば、このような人類の想像力や先見性では対処しきれなかったような、隠れた傾向や因果関係を暴き出せることが可能であると証明されたことになります。

例えばクリスマスにはケーキや鶏肉が売れると言うのは多くの人が連想できますが、おむつを買った人がビールもついでに買っていく傾向が強いと言う事実は、人間の想像力では中々見抜けないものでしょう。

データ

ビッグデータをコンピューターの情報解析システムで分析するデータマイニングでは、こう言った隠れたロジックや因果関係が、先入観に影響されること無く発見できるわけです。

ではなぜ、ビールとおむつが一緒に買われていたのかについてですが、これは特にビールを飲むためにおむつを必要とする人が多いわけではありません。

もちろん両者を同じ売場で並べて出したとか、キャンペーンでセット売りしたわけでもありません。

消費者はビールを手にし、次に別のコーナーに立ち寄っておむつを買ったことになります。

ビールとおむつ自体に強い結び付きがあるのではなく、どうやら子どものおむつが切れた際にお使いに出された男性が、ついでに自分のビールを買って帰るケースが多いために、このような突拍子もない組み合わせで商品が売れていたようです。

データマイニングはこのおむつとビールの他にも、意外な商品が一緒に買われる傾向があれば、突き止めることは不可能ではありません。

マーケティング

このような何と何が一緒に売れるのかと言う相関関係を導き出すことができれば、マーケティング戦略にとて重要性の高い情報も見つけられる可能性があります。

意外な組み合わせの商品が売れる裏には、消費者が無意識のうちに取っている行動にもロジックが存在する場合があるわけです。

それは世間のマーケティング専門家が今の時点では気づいていないだけで、今後の商品売場を一変させるような相関関係や因果関係が秘められているのかも知れません。

ビールには枝豆などのオツマミが良くあいますが、買い物袋の中身を見ると、ビールとは関係のない商品も買ってはいないでしょうか。

それはもしかしたら、今までも無意識のうちにビールと一緒に何度も買っていて、そして多くの人がそうしている可能性も考えられます。

データマイニングを使えば、そこに相関関係が有るのか無いのかも含め、もっと興味深い発見も得られるかも知れません。